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フランスのフレグランスブランド「L’Officine Universelle Buly」(オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー)。
以前、ビュリーの水性香水の記事を書かせていただいたことがあり、そのときからビュリーの製品がとても気になっていたので、自分の誕生日プレゼントとしてオイルを買ってみました。
ビュリー「ユイル・アンティーク」フルール・ドランジェ・ドゥ・ベルカンヌ

- ブランド:オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー
- 商品名:ユイル・アンティーク
- タイプ:オイル
- 購入:ビュリー日本橋高島屋店
- 値段:6,270円(税込)
- 容量:190mL
- 原産国:フランス
今回はその中でも人気なオレンジ調のフルール・ドランジェ・ドゥ・ベルカンヌにしてみました。
オイルはこんな箱に入れられています。
ビュリーの世界観らしいアンティーク調のボックスで、名前と商品名をカリグラフィー(西洋や中東などにおける、文字を美しく見せるための手法)で入れてもらいました。
ちなみにこのオイル、鈍器になりそうなくらい重いです。
量ってみたら500g近くありました。ずっしり。
重くずっしりとした蓋を開けるとこんな感じ。
しっとりするけどベタつかないオイル。香りはゆずのバブ
オイルは蓋を開けてそのまま振り出します。
ここ、結構液だれしやすいので注意。
テクスチャーはかなり滑らか。
スルスルーッと伸びて、あっという間に肌に馴染みます。
オイル自体の質感はとても軽く、しっとりするけどベタつくことはありません。
そして何より!香りが!良い!!
フルールドランジェはネロリとオレンジが混ざり合った、ふんわりとしたシトラスの香りです。
シトラスの香りって、どうしてもシャープになりがちで、ツンとした香りが目立つものが多い気がするのですが、このオイルはとても丸みのある香り。
その丸みの秘訣は、おそらくビターオレンジの木に花を咲かせる「ネロリ」。
芳醇で柔らかい香りをもつネロリをベースにオレンジの香りがブレンドされており、華やかさと落ち着きがちょうど良いバランスに保たれています。
決して安っぽい香りではないのですが、たどり着く答えはやっぱり「バブ」。なんでだろう。でも落ち着く。
ユイル・アンティークはお風呂上がりにつけることが推奨されているのですが、わたしは眠る前に首元をマッサージするようにつけています。
ビュリーはできれば店舗に直接行くのがおすすめ
ビュリーはオンラインストアでも購入できるのですが、できれば店舗に行ってほしい。
こんな時期なのでお店に行くのはちょっと怖いという方も多いかもしれませんが、ビュリーの魅力は店舗に行ってからこそわかる。
わたしは今回日本橋高島屋にあるお店に行ったのですが、お店の内装からとても素敵で、スタッフさんの対応も素晴らしかったです。

アンティーク調の内装のお店には、まるで理科室の実験のようなフラスコが近代的。
ビュリーの香水は、全てこちらで香りを嗅ぐことができたり(マスクをしながらでもOK)、気になった香りはつけてくれるので、香りが気になっている方はぜひ店舗まで足を運んでみてください!
誕生日だと伝えたらカリグラフィーで「名前」と「誕生日おめでとう」を入れてもらえる

店舗に行くのがおすすめな理由のひとつが、カリグラフィーサービスがあること。
カリグラフィー自体はオンラインストアでも行っているのですが、店頭では実際にスタッフさんが手書きで書いてくれるところを見られるのと、「誕生日」ということを伝えると、名前+フランス語で誕生日おめでとうというメッセージも入れてくれます。
ビュリーの商品はプレゼントする方も多いかと思うので、プレゼント用として購入するときにも店舗に行くのがおすすめです。
まとめ

ビュリーのオイルは最初「チュベローズ・ドゥ・メキシク」( チュベローズにクローブとバニラのスパイスが効いた香り)を買おうと思っていたのですが、実際にお店で香りを嗅いでみたら想像していたよりクリーミーな甘さだったので、これは秋冬しか使えないかも…と思い、通年使えそうなフルールドランジェにしてみました。
これが大正解。
シトラスの香りで、香りの強さも穏やかなので、香りに敏感な時期や寝る前につけても匂いに酔ってしまったり、鼻が疲れてしまうことがありません。
落ち着きを与えながらリフレッシュもできる香りなので、作業の合間につけてみるのも良さそうです。
普段シトラスの香りはあまり選ばないのですが、シトラス、意外と良いかもしれません。
ビュリーは水性香水もあるので、今度は香水を買ってみたいと思います。